売るためだけに作られた弽ではなく、
弓道馬鹿が大離れの射を夢見て作り出した弽です。
作業------道具------使い方
これらが整合して、初めて目的がかなう
離れが勝負 射や離れに直接かかわっているのが弽です。
小さい事にこだわらず、強い気持ちで思い切り伸合い続けます。
左右に大きく残身に戻れば ただそれだけで 夢の鋭い一文字の離れが出るように作られている弽です。
生涯一度の弓道人生です。上手く出来ず苦労して終わる事なく、楽しく結果を出しましよう。
勇気こそ武道です。今日からでも、挑戦してみませんか？
特徴1
指先を使って離そうとしなくとも、弦枕に伸合いで負荷がかかれば、勝手に離れやすいように作られています。離れの一連の動きに帽子が一切支障を与えないように、帽子の根元は硬く2～3cm手首側に折れ曲がる箇所をずらして作ってあります。
※動画 「固定観念からの脱却-第一部」を参考にご覧ください。
特徴2
弦枕は使い込んでまいりますと、どうしても深くなったり浅く崩れたり等して参ります。離れに関係する大変重要な箇所です。
これを防ぐため、特殊加工を施してあります。半永久に変わりません。ご自分の好みに合わせて深さ等ヤスリや小刀等で調整も可能です。弦スベリも良く、離れも鋭くなります。
※動画 「固定観念からの脱却-第二部」を参考にご覧ください。
特徴3
指先の力を抜いても帽子が中指や薬指に引っかかりやすい様に、帽子を支える指の部分は厚く硬めに二重構造にして凹の形状にしております。その凹の部分に硬いスベリ止加工を施しており、磨り減る事はなくなりました。
※動画 「固定観念からの脱却-第三部」を参考にご覧ください。
特徴4
弦に帽子を任せて引き分けた時、帽子がスムーズに適当な分だけ、親指から抜け出せるように施してあります。フック取り付けは希望される方のみです。
※動画 「固定観念からの脱却-第四部」を参考にご覧ください。
特徴5
弽が手にフィットするようにと考案したものです。手首の細い部分は、どうしても革が余り、浮いてしわになります。それを少しでも解消するため、裁断した革を立体成形して製作しております。
※動画 「固定観念からの脱却-第五部」を参考にご覧ください。
アフターケア
納品後、疑問などは手紙や電話では、正しく理解出来ない場合が多いので、DVD等お送りいただき、映像を拝見しながら、電話にてご相談させて戴いております。
